ここ数日、アメリカの景気は荒れてますね。12年ぶりの1ドル100円割れ、なんでこんなときにドルで給料をもらっているんだと涙がでそうです。あーあ、来月日本にかえってもお買い物たのしくないなあ。。。なんてレベルではない影響があるかたもいらっしゃいますね。すみません。
そんな世間を尻目に個人的には締め切りの連続を何とか走りきってほっとしています。アメリカでは企業規模別に10Kアニュアルレポート(日本で言うところの有価証券報告書)のDueが決まってますが、Large Accelerated Filer(大規模公開会社)が決算日から60日、Accelerated Filer(大規模ではない公開会社)が75日。Large accerelated filer(大規模公開会社)の10Kのファイリングが終わり、息つく暇もなくAccelerated Filer の10Kファイリングで、2月末からずーっと締め切りに追われる日々でした。なんというか、1500メートル走が終わったあとにもう1トラックまわされた、みたいなかんじで、ひざががくがくです。
今日は、Accelerated のクライアントのDueがありましたが、いろいろあったクライアントで、ファイリングデッドライン30分前まで、本部のSEC Partner(品質管理担当で、テクニカルな問題の最終決定権者)のOKがでないという綱わたり。ファイリングは東海岸時間の5時で締め切りなので、西海岸ではその日のデッドラインは2時にやってきます。クライアントに、最終版の10KとForm 12-b(ファイリング遅延のNotice)を両方用意してもらい、ランチも取らず電話にかじりつきっぱなし。クライアントとナショナルオフィスの板ばさみで、することなくなっちゃったCFOはドアの外でManagement Representation Letterを抱えて立っててプレッシャーかけるし、SEC Partnerは頑固だし、頼みの担当パートナーは別のクライアントのEarnings Release(決算発表)と重なってぜんぜん電話に出てくれないし、これでファイリングが遅れたらというプレッシャーがずっしりと。
最終的にナショナルオフィスから了解がおりたのが1時35分、10Kの最終変更をチェックし終わったときは1時52分、クライアントがアップロードのボタンをおしたのが58分。15分後、Edgerの画面でアップロードを確認して、へなへなと椅子にくずれおちました。あー、もう、こういう心臓に悪いのいや。もうすこし、余裕のあるスケジュールで決算を組めるようになってください、お客様。
まあ、何はともあれ、終わってよかった。4時には現場をクローズしてクライアントとハッピーアワーに出かけ、とりあえず打ち上げ。その後、クライアントから珍しく明るい時間に運転して帰ったんですが、まずもって明るい時間に走らないその方向のハイウェイ、ぜんぜん知らない道に見えてとても違和感がありました(苦笑
さて、ここ数日分のニュースをまとめてきちんと読んで、米国景気の先行きを憂えるとしますか。。。
繁忙期お疲れ様でした。文章から察するにきっと大変なことだったと思います。毎年のことながら大変ですよね。早く終わらせて体を休めたいです。Management Representation Letterを抱えてプレシャーをかけるCFOとはすごいですね。少し表情を想像してしまいます。
ちなみにこちらはイースターまで繁忙期ですので、このまま突っ走ります(笑)。
投稿情報: Beer Belly | 2008/03/14 14:21
>Beer Belly -san
そう、聞くところによるとイギリスの繁忙期ながいらしいですね。お疲れ様です。間髪いれず3月決算がはじまって、4月半ばにはQ1がきてしまうので、すこしだらだらできるのは2週間くらいなんですが。
「だって今日ファイルしないんだったら今日わたさないよ」みたいな感じで待ってるし、CFO. ま、最終的にはビールで乾杯してお互いにねぎらいあいましたけどね。
投稿情報: lat37n | 2008/03/14 14:59