(某ISP解約編)
「ジョブズがやめるという噂が絶えない」以来愛読しているシリコンバレー在住のSatomiさんのブログをさまよっていて、大爆笑してしまったのがこれ。AOL解約の悪夢。これ、わたしそのまんまの苦労を1年半前にしたから。もうあきらめて月29ドル払い続けるかとか思うくらい面倒くさかった。しかもウェブサイトを隅々まで見ないと解約関連のフリーダイヤルが見つからないのですよ、AOL(普通の料金問い合わせとかだと、オペレーターに繋がるまでものすごく待つ)。たしかこれ、訴訟にもなっていたから、多少はましになったんではないかと思うけどどうでしょうね?面倒くさくて解約できないってものすごいビジネスモデルだよなぁ。。。
(薬局編)
病院から処方してもらった薬をのんでいる。継続して飲む薬だったりすると大体、4ヶ月分くらいの処方箋をお医者さんが出してくれて、薬局に月に1回リフィルにいく(4ヶ月ぶんまとめては出してくれない)。いつもチェーンの薬局Walgreensで処方をお願いしている。ネットで登録しておくと窓口に用意しておいてくれて待つ必要もなかったり結構便利。このWalgreensという薬局は、待っている客がいるとどんどん他のレジをあけて待ち時間を少なくするといったようなオペレーションができていてなかなかアメリカの薬局にしてはレベルが高い。
ある日曜日、リフィルをしにいったら「君の処方箋によると前回が最後のリフィルで、今日はもう薬をだせない」と。えー、オリジナルの処方箋だと4回分出てて、今回が3回目のはず。そんなわけない!と文句をたれるも、オリジナルの処方箋は最初の処方の時に取り上げられており、「あと2回分」を証明する手立てがない。今日は病院も休みだ。すごすご引き下がる。。。
翌日、病院に電話すると、「なんかWalgreensからFAX来てるわねー、いいわよ送っとくわよ、最初4回だしたって」と。ほっ。ただ、また同じ薬局にいかなきゃいけない(休みの日も処方してくれる薬局というのはあまりないので駐車の面倒くさいダウンタウンの薬局に行ってしまった。。。)のが憂鬱。
私の再アタックに対して薬局のおじさんは「君の医者からFAXがかえってきていないから出せない」と。ムキャー、医者!FAXするっていったじゃないー!!しかし、そんなこともあろうと、1回目と2回目のリフィルの空き瓶を持ってきておいた。そこには4回分の1回目&2回目、と書いてある。「4回あるでしょ、2回出してもらったでしょ、あと2回残ってるでしょ、どうなのよ」しばらくデータベースと格闘してくれた薬局のおじさんによって、前回私のリフィルを扱ったひとが間違えて「全部リフィルを出した」って入力してたということが判明。まったくー。
まあ、一瞬で終わると予定していた用事に2日がかりというのも慣れた、終わりよければそれでよし。
(修理屋と保険屋編)
ちょっとした自動車事故にあいまして、ぶつけた車を修理工場に。知人の伝だったんですが、なかなか感じのいい工場で保険会社との連絡からこちらへの見積もりの送付までスムーズにすすむ。
さて、予定より早いある日電話がかかってきて「車の修理は終わったんだけど、保険会社からチェックが送ってこないから渡せないよー。どうしようか?」と。むー、と思って保険会社に電話すると「あなたの担当の人はバケーションで来週火曜日まで帰ってこないから火曜日に電話して頂戴」と電話オペレーターが。キター!!、と臨戦態勢になり、文句をつけて電話をマネジャーにまわさせる私。判明したのは、修理見積もり部(?)で承認された見積もりが、クレーム部にまだ回っていないという。「ちょっと10日もかかるなんてそれおかしいんじゃないの?あなたんとこの見積もり部は南極にでもあるっていう訳?」とねじ込んで、週明けの朝一番で見積もりをクレーム部で承認し、修理工場にチェックを届けると約束させる。ふん、また月曜の朝に電話かい、と思いつつ、電話しなかったら車はいつ帰ってきたんだろうな。。。と苦笑。・・まあ、良く考えるとレンタルカー代もカバーされており、そこまでねじ込むこともなかったのかもしれない(笑
ちなみにこの事故のとき運悪くパンクもしていたのですが、パンクは保険にカバーされん、と保険屋がごね、結局泣いてくれたのは修理工場で、タダでタイヤ交換してくれました。こういうおおらかなところはアメリカのいいところですね。サンフランシスコで車の修理が必要になった方、ご連絡ください。ご紹介します。
(修理屋と保険屋編 2)
友人にはこんな目にあっている人もいる。車をマイナーな修理にだした。車を修理工場に引き取りに行ってきづく。車の運転席側のドアに大きな凹みが新しくできていることに。。。もちろん修理工にねじ込むのだが「えーしらねえなあー」「外に停めておいたから良くわかんないよねー、君取りに来るの遅かったし」と埒があかない。ともかくそのまま運転するわけにも行かないので「凹みも直すように」依頼して、保険会社に保険で修理がカバーされないか問い合わせる。この保険屋がまた使えなかったようで。
(こういう話ばかり聞くと、大手の保険会社各社の内部統制とかねちねち調べてやりたくなる→職業病。)
2週間後。なんとか車のドアが直ったときいて愛車を取りに行く。と、ドアが開かない。オートロックを解除して鍵を差し込んでも空かない。再び修理工にねじ込む、にも、すでに時間外だったためだれもおらず、仕方なく彼は助手席から車にのって運転して帰ったそうです。その後の話は怖くて聞いてないんですが、彼が運転席側から乗車が可能になったことを祈っております。
(番外:真面目に勤務しろ編)
上記の事故のとき、タイヤを自分で交換できず、AAA(アメリカ版JAFみたいなの)をよんでスペヤタイヤに交換してもらい、そろそろと工場にもっていった。帰ってきてやれやれ。。。と思っていると、携帯電話にメッセージの着信が。こんな夜中に誰?と思ったらAAAのおにいさん。(連絡のため、最初にAAAに私の電話番号は教えてあった)「今度デートしようよー」って。おい。真面目にしごとしろ。。。
(心構え編)
在米10年近くなる友人が最近グリーンカード申請の件でいろいろトラブルを抱えている様子。でも、「自分でコントロールできないことは心配しない。なんとかなるだろうって腹くくってる」というのをきいて、そのたくましさに感じ入った。いや、外国で生活するうえで大事なメンタリティってそこだと思う。一見繊細な彼女の芯の強さに感じ入りました。
どうにもならないことは笑い飛ばし、たまにカスタマーサービスに噛み付いたりしなきゃいけないのも「ある意味ストレス解消」くらいに思って強くたくましく楽しんで生活しよう、なあんて思う。笑

あぁぁ、、アメリカですね。。渡米して1年ですが、まだ頭を抱えるようなアクシデントに出会ってないのは幸せなのかもしれません。「カスタマーサービスに噛み付いたりしなきゃいけないのもある意味ストレス解消」と思える日が、数十年後にはくるのだろうか。。(最後には夫に頼れると思っている間は無理だろうな。)でも、デートに誘っちゃうAAAさんはかわいい。さすがだわ、lat37nさん。
車が壊れたら、修理屋さん紹介してください。。
投稿: shina_pooh | 2007/03/21 17:17
つくづくアメリカってエネルギー要るところですよね。
だからご飯も大きくて脂っこいのかなあと思います。
投稿: tsuyoshi | 2007/03/21 17:27
>shina-san
いやいや、頼れるダンナサマがいるのですもの、必要になればなんかできちゃうもんだからいいんですよ。私は自分より英語が達者な人と食事に行くと食事のオーダーすら相手任せになったりという都合いい人です。笑
投稿: lat37n | 2007/03/21 23:34
>tsuyoshi-san
日本に帰ると満員電車に押しつぶされ地下鉄の会談を延々あるき、「よくこの民族はあれだけしか食べないでこんな難行を易々とこなすのだ!」と感心するんだけど、なんかアメリカと必要とされるエネルギーの質は違うんでしょうね。私はアメリカで会議とかでわーっと話したあと、急にあまーいシェイクとか飲みたくなることがあるので、言わんとするところがなんかわかる。
投稿: lat37n | 2007/03/21 23:38
以前メイシーズで、いつ買ったかもわからない、しかもがんがん使用済みらしい食器を返品しようとレジで延々ごねている黒人のビッグママをみかけました。すごい根性!
レジの人もいいかげんイヤになって、他の作業を始めてもまだごねていた。あのパワー、ずうずうしさってここでは必須なのかもと思ったりしています。
投稿: cocoj | 2007/03/22 12:10
>cocoj-san,
いますねー。自分のあとがどんなに列になってても気にしないおばちゃん。いったものがち、という理論なんでしょう。言うことのエネルギーを惜しむ我々日本人にはちょっと難しいですね。。。
投稿: lat37n | 2007/03/23 13:43
おはようございます。またとても楽しく拝読しました。aolの話私も伺ってますよ。
集団の「たち」の善し悪しって集団そのもののたちの善し悪しよりは、やめたいときにやめられるか否かという「やめやすさ」の度合いで図るべきだと常々思うとります。売上の質にも関わりますよね。こういう売り方で上がっている売上は往々にして長続きしないぞと。それからカトリックの牧師さんが宗教の善し悪しの見分け方として、そう紹介していたと聞いたこともあります。極端なところでは、脱退の代償に身体の一部を提供しなければならないところもあると聞きますし(笑 っていいのか)。とにかくどれだけ居心地がよくても絶対にやめられないのは悪質だな、と。細かなところではメルマガなんかからそう思います。
そしてこの話題で同僚に、
「結婚もそうだよね」
と振ると、それぞれの家庭内地位に応じて様々な答えが返ってきて実に微妙なんでありまして、楽しめます(笑)。私のことはいつものように書かないわけですが(笑)。
>一見繊細な彼女の芯の強さに
これ、お言葉ですが、男の私からすると、およそありとあらゆる「一見繊細な女性」で、見た目通りに繊細で芯が強くなかったことなど、丁寧に思い出す必要もないほど一度もないのですがいかがでしょうか(笑)。
で男は逆に見た目たくましいがびっくりするくらい芯のないのばっかで日々笑わされる毎日でございますas you may know(laugh).ああまた長い。ごめんなさい。
投稿: bun | 2007/03/23 16:02
>bun-san,
AOLはトラウマになってIMも解除してしまいました(苦
マニュアルがすごいんだと思いますが、こういうのって企業の「品格」がかかわるって思うんですよね。メルマガとかもそう、解約をスムーズにさせてくれないと後味が本当に悪いです。
投稿: lat37n | 2007/03/23 16:21
こんにちわ。初めてエントリーさせてさせていただきます。AOLの件、非常に共感できます。日本にしろ、海外にしろ、宣伝文句に電話やインターネットでのカスタマーサービスによるアフターフォローを声高々にうたっている企業が多いですが、カスタマーサービスなどあってないような企業が多いですよね。脱退の質が やめやすさ だという bon さんにも同感。実は最近日本のジャスコというショッピングセンターのクレディット機能つきのジャスコカードを解約しました。解約したい旨をジャスコのショッピングセンターの総合案内所で伝えると、ここに電話してください、とフリーダイヤルの番号を渡され、その番号に電話するとその場で即解約手続きが完了しました。カードをはさみで四等分以上に改ざんして捨ててください、ということでした。問合せ先がフリーダイヤルでない、なかなかオペレーターにつながらない、携帯電話からはつながらないフリーダイヤルの番号だったり、結局相当時間がかかるペーパーワークを郵送でやり取りする地獄が待っていたりなど多々解約の面倒を経験してきた私にとって非常に心地のよいスムーズなやり取りでした。きっとジャスコは今後さらに成長していくんだろうなぁ、とLat37nさんのブログを読んでさらに思いました。
投稿: (^o^)/ | 2007/03/23 18:48
>(^o^)/-sama
はじめまして。コメントありがとうございます。
アメリカには「人間が受け答えします」というのを売り文句にしている保険会社があるくらいです(笑)。機械を経由する場合、プッシュトーンならまだいいんですが、音声認識の場合は何度叫んでも英語が通じなくて絶望しそうになるカスタマーサービスもあります。
日本のクレジットカードを解約しようとしたりすると、「失礼ですが、解約のご事情を差し支えない範囲で。。。」とか、奥ゆかしくてなんだか申し訳なくなっちゃいますよね。
投稿: lat37n | 2007/03/23 20:21
このエントリー、とても笑えました。最後の「ある意味ストレス解消」という言葉がグサリきました。8年、アメリカに住んでも未だにそのような強さになれません(笑)。ぎゃーぎゃー文句を程度には成長しましたが。。。
AAAのお兄さんはOKしたらどこに連れて行ってくれたのでしょう?(笑)
投稿: Christy | 2007/03/29 18:30
いや、Christyさんは十分たくましいんだとおもいますよ。ただ、賢明なので、私のようにそれを前面に押し出さないだけ?笑。
AAAのお兄さんね、ちょっとカッコよかったんですが、さすがに連絡しておりません。笑。トーイングトラックでデートだったりしたらネタになったんだけど。。。
投稿: lat37n | 2007/03/29 21:01
こんにちは。解約ではないですが、データのダウンロード料金をめぐる電話での応酬がyoutubeにアップされていたので大変勝手ながらご紹介にあがりました。
http://www.youtube.com/watch?v=Gp0HyxQv97Q
カナダからダウンロードするときの料金をセントとドルで間違えて教えられたので100倍の料金を請求されたとクレームを入れています。むちゃくちゃ笑えましたがいかがでしょうか。ネイティブ同士でもこんなもんすね(笑)。
投稿: bun | 2007/04/19 06:08